2022年6月

日本精神
神風特別攻撃隊とは何か【其の参】特攻第1号

関行男海軍大尉(戦死後2階級特進で中佐)は、大西瀧治郎第一航空艦隊司令長官に直接に任命された「神風特攻第1号」の英霊である。
関海軍大尉は海軍兵学校出身者であった。
当時の海軍では、「海兵」が「予科練」より本流であるといった意識が強かった。海軍は是が非でも「特攻第1号」の名誉を海兵出の関大尉に取らせたかったのではないかと推察する。

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勉強会・講演会
六・四天安門事件33周年抗議集会

天安門事件の犠牲者たちを追悼する「六・四天安門事件33周年抗議集会」が開催された。支那共産党の迫害から逃れる為、自由の闘士たちは已む無く国外に逃れた。無念と真の自由への熱い希求の思いを各氏が情熱的に語った。

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国士の旅
国士巡拝武蔵【諸嶽山總持寺】 

本日、6月2日は閣下の生誕の日でもある。
昭和20(1945)年8月16日未明、特攻で戦死させた将兵に陳謝し、英霊と遺族への償いの為、腹を十文字に切って喉を突き、なるべく苦しんで死ぬようにと介錯を断り、自らの血の海で半日以上も悶えた末に絶命された。
自ら特攻に出撃した宇垣 纒海軍中将以外も、多くの指揮官はその後残りの一生をかけて贖罪された方が多いと伝え聞く。                                                 敷島の大和心を人問わば朝日に匂ふ山桜花 宣長

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国士の旅
秩父路を往く(参) 竹寺

山岳信仰の道場として千年余の歴史を有した日本的精神の基となった神仏習合の遺構である。
昔の巡礼者は標高640mにある第32番札所の子ノ権現天竜寺から豆口峠を通って、難行の末やっとたどりついたであろうことが想像される鳥居の下の茅の輪をくぐってお参りを…
と言うと神社と思われるが、ここはお寺。本尊も仏様ではなく「牛頭天王」を祀り、本地仏に「薬師如来」を配している。

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