天皇弥栄

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桃園天皇 第百十六代天皇

江戸幕府第9代将軍・徳川家重の時代、日本史上初となる尊王論者を弾圧した宝暦事件が起きた。1758年竹内式部が天皇や公家たちに尊王論を講義したことで京都を重追放された事件。
1767年の明和事件、山県大弐の幕政批判と藤井右門の過激な発言を危険視して、二人とも死刑にした。
宝暦事件8年(1758)で処罰された竹内式部も関与を疑われ、八丈島への流罪途中、三宅島で病死

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光厳天皇 北朝初代天皇

歴代天皇126代の内には含まれず北朝初代とされる。
持明院統の後伏見天皇の第三皇子。
隠岐に流された後醍醐天皇に代わり鎌倉幕府に擁立されたが、鎌倉幕府滅亡後に廃位された。しかし足利尊氏によって室町幕府が開かれると、光厳天皇は上皇となった。
南北朝時代と呼ばれたこの時代は国内を二分する内戦状態が57年もの間続いた悲劇と混乱の時代であった。
正統VS異端と言われてはいるが、両統とも相応の正統性があった。
光厳帝は二度も廃位された悲運の天皇である。

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追尊天皇 慶光天皇

第百十三代・東山天皇皇孫、第百十九代・光格天皇御尊父。世襲親王家(東山天皇の皇子直仁親王を祖とする)閑院宮第二代当主、大宰帥。閑院宮直仁親王の第二王子。
第百十八代天皇後桃園天皇が男子を残さないままに崩御したため、典仁親王の第六王子師仁親王が急遽即位した(光格天皇)。
古今伝授伝承者に名を連ねる和歌の名手で、能書家でもあり、短冊などの遺墨が残されている。
天明元年(1781)九月七日、仙洞(後櫻町院)より古今集御傳授。
明治17年、明治天皇の高祖父にあたるということで「慶光天皇」の諡号と「太上天皇」の尊号が贈られた(追諡)。

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皇位継承を御考察 其の弐【皇位継承史での女帝の実体】

皇位継承史での女帝の実体 皇室の祖先神である天照大御神を「女性神」とし女系継承の根拠と考えてはいけない。「皇位の世襲」に女系継承の観念は全くない。二千年以上男系によって継承されてきた事実は重い。 「皇位は、皇統に属する男 […]

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皇位継承を御考察 其の壱【皇位継承史での女帝の実体】

現在の日本の天皇は、初代神武から数えて126代とされる。
そのなかで女帝(女性の大王/天皇)は、古代に推古・皇極=斉明・持統・元明・元正・孝謙=称徳の8代6人、近世に明正・後桜町の2人で、計10代8人である。
総数からみれば、ごく少数の例外ということになる。

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昭和大帝を偲び・・・

本年は昭和天皇の御生誕から百二十一年となります。昭和天皇は,明治34年4月29日,大正天皇の第一皇男子として東京・青山の東宮御所でご誕生になりました。御名を裕(ひろ)仁(ひと)ご称号を迪宮(みちのみや)と称されました。

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【第百十五代天皇】桜町天皇

桜町天皇、第百十五代天皇、中御門天皇の第一皇子。元旦生まれは初代神武天皇と聖徳太子だけであった。宮中大喜び。徳川吉宗・家重とは関係円満。朝議典礼の復活に傾注し、儀制を整備し大嘗祭の再復活や新嘗祭・宇佐宮奉幣その他多数の廃典を復興した。

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奉祝 天長節

皇紀二千六百八十二年 天皇彌榮 令和四年 本日は第126代日本国天皇徳仁陛下の御誕生日です。 謹んで奉祝の誠を申し上げますと共に、今後も天皇皇后両陛下がお健やかにまします事と、御皇室の弥益々の御繁栄を、衷心より御祈念申し […]

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聖徳太子

してなるや片岡山に飯に飢て臥せる旅人あはれ親なし  拾遺集 片岡山で飢人に衣食を与えられたという物語 【御名】厩戸皇子うまやどのみこ 【陵所】磯長墓(叡福寺北古墳)生誕 574年2月7日(敏達天皇3年1月1日)薨御 推古 […]

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【第八十二代天皇】後鳥羽天皇 

われこそは 新島守よ 隠岐の海の 荒き波風 心して吹け 遠島百首雑97 【御名・別称】尊成たかひら・たかなり・隠岐院【陵所】大原陵、隠岐海士町陵(火葬塚)即位4歳、在位16年、宝算60歳。誕生 1180年8月6日(治承4 […]

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