日本精神について 勤皇の本道

幕末維新からの文明開化によりもたらされた近代日本の日本人は日露戦争を前後し大きく変革を遂げてしまった。
日露戦争の勝利(?)により欧米列強に伍し世界に冠たる近代国家の成立と大和民族を世界に知らしめることはできたが、江戸期に培われた倫理道徳や慎ましき生活習慣・共助精神・農本思想が壊され伝統的価値観が崩れさってしまった。
国民は精神物質全生活に亘って自利他利融合一致して悖ることなき事こそ最高道徳示顕の根本である事を思い起こせ。
歴史の中で常には表にでなくても神社と皇室の存在は、日本人の精神に影響を与え続けている。
そして勤皇の本道は、下位者は一切の主体化、擬主体化を放棄する態度である事を忘れてはならない。