摂社

国士の旅
秩父路を往く(六)  出雲伊波比神社


神社に伝わる「臥龍山宮伝記」によると、景行天皇の53年に日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征を成し遂げ、凱旋した際、この地に立ち寄り、天皇から賜ったヒイラギの鉾をおさめ神宝とし、出雲の大己(オオナムチノ)貴(たかし)命(チノ) をまつったとされ、また、成務天皇の御代に武蔵国造兄()多毛比(たもひの)命(みこと)が、出雲の天(アメノ)穂()日(ヒノ)命(ミコト)をまつり、大己貴命とともに出雲伊波比神としたとされている。





中世・近世には茂呂明神、毛呂明神、飛来明神、八幡宮などと呼ばれた。



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