天神地祇社

国士の旅
秩父路を往く(六)  出雲伊波比神社


神社に伝わる「臥龍山宮伝記」によると、景行天皇の53年に日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征を成し遂げ、凱旋した際、この地に立ち寄り、天皇から賜ったヒイラギの鉾をおさめ神宝とし、出雲の大己(オオナムチノ)貴(たかし)命(チノ) をまつったとされ、また、成務天皇の御代に武蔵国造兄()多毛比(たもひの)命(みこと)が、出雲の天(アメノ)穂()日(ヒノ)命(ミコト)をまつり、大己貴命とともに出雲伊波比神としたとされている。





中世・近世には茂呂明神、毛呂明神、飛来明神、八幡宮などと呼ばれた。



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国士の旅
秩父路を往く(四)  秩父神社

6~7世紀頃まで武蔵国北西部に存在していたとされる古代の國が「知々夫国」である。
後の「武蔵国」は大化の改新で「無邪志国(むさしのくに)」と「知々夫国」を合わせ一国として成立した。
「知知夫の国」その総鎮守である秩父神社の御創建は、第十代崇神天皇の御代に知知夫国の初代国造に任命された八意思兼命の十世の子孫である知知夫彦命が、祖神である八意思兼神をお祀りしたことに始まる。

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