小塚原回向院

忘れてはならない事跡
維新前夜の英傑たち

吉田松陰は伝馬町牢内でその死を知り、
「左内と半面の識なきを嘆ず」とその死を惜しんだ。
奄美大島で隠遁中の南洲翁は、左内とはその死を知り、
「橋本まで死刑に逢い候儀案外、悲憤千万堪え難き時世に御座候」刑死を怒り悲しみ嘆いた。 
西南戦争で敗れ、城山の地で自刃した南洲翁が携帯していた革文庫の中に、左内からの南洲翁宛の手紙が収められていた。

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維新者・愛国者
尊皇攘夷桜田義士・佐久良東雄先生

君がため朝露ふみてゆく道は たふとくうれしく悲しくありけり、  
天皇に仕へまつれと我を生みし 我がたらちねぞ尊かりける、
「勤王家中第一の歌人」と賞賛された尊皇攘夷桜田義士・佐久良東雄先生、桜田門の変に際し大坂で高橋多一郎をかくまい上方で捕縛後、護送された伝馬町牢獄で無念の中で獄死、

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