尊攘義軍十二烈士女 七十七年祭

攘義軍十二烈士女弔魂

 天なるや秋のこだまかとこしへに
  愛宕のやまの雄たけびのこゑ

三浦義一翁「悲天」より

尊攘義軍十二烈士女「七十七年祭」

殉皇十二烈士女之碑

令和4年八月二十二日午後五時より、芝・愛宕山山頂に鎮守する愛宕神社境内の殉皇十二烈士女之碑前において、尊攘義軍十二烈士女「七十七年祭」が厳かに敢行された。
自決の時間である六時に黙祷を捧げ、参列者たちは尊攘義軍誓願詞「尊皇絶対・生命奉還・神州恢復・朝敵撃滅」を唱和、陛下の万歳を三唱し散会となった。

愛宕神社
殉皇十二烈士女之碑

殉皇十二烈士女之碑の碑文

昭和二十年八月廟議降伏に決するや決起して内府木戸邸を襲ふ
転じて愛宕山に篭り所在の同志と呼応
天日を既墜に回さむとする者 即ち尊攘義軍十烈士
しかれども遂に二十二日午後六時 相擁して聖寿万歳とともに手榴弾を擲ち一瞬にして玉砕す
時俄に黒風暴雨満山を蔽ふ
二十七日払暁 同じき処に座して二夫人亦従容後を遂ふ
忠霊芳魂 永遠に此処に眠る 遺烈万古尽くる時なからず