第百十一代天皇【後西天皇】
【後西天皇】第百十一代天皇
いつまでもかくてをあれな散る跡に
つぎて桜の咲き続きつつ
即位16歳、在位10年、宝算49歳。
誕生 1638年1月1日(寛永14年11月16日)
崩御 1685年3月26日(貞享2年2月22日)
後水尾天皇の第八皇子。
古典への理解も深く文芸の道に秀で和歌・連歌に堪能であられ、歌集「水日集」や「源氏聞書」「百人一首聞書」等の著作を多数残し御撰には「集外歌仙」がある。更には茶道・華道・香道にも練達で、勅作の香銘も多数ある。
しかし、治世中には伊勢神宮・大坂城・内裏などの炎上や明暦の大火(振袖火事)、地方の地震、水害などが多発した。