後桃園天皇

天皇弥栄
追尊天皇 慶光天皇

第百十三代・東山天皇皇孫、第百十九代・光格天皇御尊父。世襲親王家(東山天皇の皇子直仁親王を祖とする)閑院宮第二代当主、大宰帥。閑院宮直仁親王の第二王子。
第百十八代天皇後桃園天皇が男子を残さないままに崩御したため、典仁親王の第六王子師仁親王が急遽即位した(光格天皇)。
古今伝授伝承者に名を連ねる和歌の名手で、能書家でもあり、短冊などの遺墨が残されている。
天明元年(1781)九月七日、仙洞(後櫻町院)より古今集御傳授。
明治17年、明治天皇の高祖父にあたるということで「慶光天皇」の諡号と「太上天皇」の尊号が贈られた(追諡)。

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天皇弥栄
皇位継承を御考察 其の弐【皇位継承史での女帝の実体】

皇位継承史での女帝の実体 皇室の祖先神である天照大御神を「女性神」とし女系継承の根拠と考えてはいけない。「皇位の世襲」に女系継承の観念は全くない。二千年以上男系によって継承されてきた事実は重い。 「皇位は、皇統に属する男 […]

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天皇弥栄
皇位継承を御考察 其の壱【皇位継承史での女帝の実体】

現在の日本の天皇は、初代神武から数えて126代とされる。
そのなかで女帝(女性の大王/天皇)は、古代に推古・皇極=斉明・持統・元明・元正・孝謙=称徳の8代6人、近世に明正・後桜町の2人で、計10代8人である。
総数からみれば、ごく少数の例外ということになる。

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