昭和大帝を偲び・・・
本年は昭和天皇の御生誕から百二十一年となります。昭和天皇は,明治34年4月29日,大正天皇の第一皇男子として東京・青山の東宮御所でご誕生になりました。
御名を裕仁ご称号を迪宮と称されました。
大正15年12月25日,大正天皇の崩御により践祚され,第124代の天皇となられました。昭和3年11月には,京都において即位の礼と大嘗祭のご大礼が執り行われました。
昭和64年1月7日午前6時33分,吹上御所において崩御(御歳87)されました。
昭和天皇と追号され、陵名は,武蔵野陵と定められました。
国がらを ただ守らんといばら道
進み行くともいくさとめけり
天皇弥栄
昭和天皇崩御の後にも、誕生記念日を残すことを、反日勢力及び極左勢力は「軍国主義天皇制」に繋がるものと言いがかりをつけ反対運動を繰り広げた結果、国会審議が二度も否決され廃案にされた経緯がある。その為、一時の方便として植物学者であり自然をこよなく愛した昭和天皇に因んで、「みどりの日」と呼称を変え祝日と残されたのであった。
平成17年の祝日法改正で「昭和の日」に改められたのである。
大東亜大戦敗戦により、GHQが日本精神崩壊を画し、「皇室祭祀令」が廃止され「国民の祝日に関する法律」が強制制定された。
この法により日本の伝統と美しい文化に基いた皇室の大切な祭事の日は見事に破壊されたのである。
廃止や名称変更された祭日一覧
(占領政策の呪縛が未だに残っているのかと錯覚してしまう程に回復を見ない)
「四方拝」 (元日) 天皇が早朝に、天地四方の神祇を拝し、国家安寧・年災消滅・五穀豊穣を祈る日。
「元始祭」 (1月3日) 天皇が宮中三殿(賢所・皇霊殿・神殿)において親祭し、皇位の始源を祝う。 「新年宴会」 (1月5日) 奈良時代から宮中で行われていた元日節会に由来する。
「紀元節」 (2月11日) 日本書紀が伝える初代天皇、神武天皇即位日に由来する。現「建国記念の日」。 「春季皇霊祭」 春分日に歴代天皇・皇后・皇族など皇祖の神霊を祀る。現「春分の日」。
「天長節」 現「天皇誕生日」。
「秋季皇霊祭」 現「秋分の日」。
「神嘗祭」 (10月17日) 五穀豊穣の感謝祭。 「明治節」 (11月3日) 遺徳を偲ぶ明治帝の誕生日。現「文化の日」