光厳天皇 北朝初代天皇

光厳天皇

光厳天皇 北朝初代天皇

光厳天皇御製

 正しきを受け伝ふべき跡にしも

   うたても迷ふ敷島の道

正平19年(南朝)/貞治3年(北朝)7月7日に崩御 されました。

【御名・法名】(かず)(ひと)・勝光智

【陵所】山国陵

即位19歳、在位20年、宝算52歳。
誕生 1313年8月1日(正和2年7月9日)
崩御 1364年8月5日(正平19年/貞治3年7月7日)

歴代天皇126代の内には含まれず北朝初代とされる。
持明院統の後伏見天皇の第三皇子。
隠岐に流された後醍醐天皇に代わり鎌倉幕府に擁立されたが、鎌倉幕府滅亡後に廃位された。しかし足利尊氏によって室町幕府が開かれると、光厳天皇は上皇となった。
南北朝時代と呼ばれたこの時代は国内を二分する内戦状態が57年もの間続いた悲劇と混乱の時代であった。
正統VS異端と言われてはいるが、両統とも相応の正統性があった。
光厳帝は二度も廃位された悲運の天皇である。

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