国策企業から国賊企業への変身 其の弐

国賊は支那に媚びる!

傷つけられた日の丸
傷つけられた日の丸

「鄧小平に会えないかな」 北京ダックの店から日本酒の呑めるホテルのバーヘ移動して、暫しの間を置き成田が切りだした「多少時間かかってもいい」。

当時、チャイナの国家主席は「江沢民」。しかし、元老の筆頭に最高実力者と呼ばれる「鄧小平」がいた。

「はい。やってみます」 やっとありつけた日本酒が小生に安請け合いをさせた。
「よろしく頼むよ」 成田が続ける。  
共青団(共産主義青年団)が 力を着けて来たからね」
“なるほど そういうことか”チャイナでは、ある人と組んで仕事をやってる時、同時に別の人と組むのは御法度」とされている。
この場合、「鄧小平」の口利きで共青団に会ったなら、「江沢民」からは文句無しで、さらに共青団のトップは次期国家主席間違いなしと云われていた「胡錦濤」。 
この一石二鳥、上手くすれば2012年まで繋がる人脈作りだぞ!
成田の策略に感心しつつ、先程迄の北京ダックの店を想い浮かべていた。
生まれて初めて食べた北京ダック。日本酒を置いてないので代わりにあおった白ワイン。
焼鳥と熱燗が百倍美味いと心でつぶやきながら聞いてた話の中に、「中国政府の人間に、日本からの投資をさらに拡大促進する為、テレビや新聞、雑誌を使って中国を美化してほしい」と頼まれた。
既に実行していると成田談。   
それってかなりヤバい話ではと思った記憶がある。
2022年の今日、「日本のマスコミの親中媚中は電通の影響」と云われているが、その元凶は「成田豊」のこの時の動きにあると確信している。  
そうそう、聖教新聞が今や全キー局でCM打っているが、取っ掛かりは「成田豊」と「池田大作」の個人的関係から成田がをこちょこちょっとやった事がスタートだとか・・・
さらに産経新聞以外の朝日・毎日・読売・日経で聖教新聞の印刷を請負っているのである。

ああ人栄え国亡ぶ 盲たる民世に踊る

国を汚す者共をグローバリストと呼ぶマスコミの不明さ、腐った構造には涙さえ枯れる。
「広辞苑」や「新明解」等のグローバリスト解説を「=国賊」に変更するしかないのか・・・

・・・続く・・・

住吉正州