【第八十二代天皇】後鳥羽天皇 

後鳥羽院像(伝藤原信実筆、水無瀬神宮蔵)

われこそは 新島守よ 隠岐の海の 荒き波風 心して吹け

遠島百首雑97

【御名・別称】尊成たかひら・たかなり・隠岐院
【陵所】大原陵、隠岐海士町陵(火葬塚)
即位4歳、在位16年、宝算60歳。
誕生 1180年8月6日(治承4年7月14日)
崩御 1239年3月28日(延応元年2月22日)

高倉天皇の第四皇子。後白河天皇の孫で、安徳天皇の異母弟。
祖父後白河法皇没後、自らが政治を執り、院政移行後は「西面の武士」を新設し武芸振興に注力し幕府に対抗する。
承久の乱後、隠岐の島に流された。
和歌にも優れ、新古今和歌集を編纂し、「後鳥羽院御集」「遠島百首」等の歌集もある。