第九十代天皇 亀山天皇

後醍醐天皇

第九十代天皇 亀山天皇
第九十代天皇 亀山天皇

亀山天皇御製

 今も猶 久しくまもれ ちはやぶる

   神の瑞垣 代々を重ねて

嘉元三年九月十五日に崩御 されました。

【御名・異称】恒仁つねひと・禅林寺殿
【陵所】亀山陵
即位11歳、在位16年、宝算57歳。
誕生 1249年7月9日(建長元年5月27日)
崩御 1305年10月4日(嘉元3年9月15日)

後嵯峨天皇の皇子。母は中宮・西園寺姞子(大宮院)。后腹では後深草天皇に次ぐ次男。

南朝(大覚寺統)の祖。
兄の後深草天皇を差し置いて治天の君となり、亀山系南朝と後深草系北朝(持明院統)による対立が生じる端緒となった。
院政時代に「元寇」。
「身をもって国難に殉ぜむ」という強い決意であった。

「増鏡」には、もし日本が侵略されるようなことがあればどうかこの命をお召しください、と筆をとられたことが記されてる。