ウクライナ戦争の結末を予測する
ウクライナの「紛争」というより「戦争」が今後どう進むか?各国の報道や論調を見て可能性も低いものも含めて予測してみた。
scenario01. ロシアが軍事行動激化させウクライナ全土で無差別攻撃が始まり、首都キーウが陥落し、ゼレンスキー大統領は亡命か暗殺。ロシアの傀儡政権が樹立されロシアの従属国家となる。独立派は亡命政権を樹立し全土でゲリラ戦が激化。
scenario02. 戦争が長期化し、戦闘は泥沼化する。キーフが陥落してもゲリラ戦による徹底抗戦。チェチェンやアフガンの二の舞となりロシアは国家的疲弊しきる。
scenario03. 核爆弾攻撃。戦争の膠着状態に業を煮やしたプーチンが戦術核を使用する。
scenario04. ウクライナの防衛努力によりロシア軍が撤退する。
scenario05. 戦闘区域が拡大し、旧ソ連構成国のモルドヴァ・ジョージア・リトアニア・ラトビア・エストニア等に派兵や恫喝し混乱混迷と地図と国境の書換えの画策に拍車をかける。
scenario06. 習近平の説得よる和平。
scenario07. プーチン失脚。軍及び政権中枢のエリート層による内部クーデター。
scenario08. 第三次ロシア革命。反体制派指導者を中心とした国民運動による体制打倒。
scenario09. 西側諸国の軍事介入により第三次世界大戦勃発。
プーチンはウクライナ東部で「ジェノサイド(大量虐殺)」「エスニッククレンジング(民族浄化)」と「大量破壊兵器」「核・生物兵器」の開発を侵攻理由としているが、その本質は自国の「勢力圏」確保の為にある。
一向に矛を収めようとしないロシアと、時間の掛かる経済的措置しかできない欧米の生温い対応を、台湾統一をにらむ習近平・支那がほくそ笑みながら腰を据えて見守っている事に大いなる不安と恐怖を感じる。
21世紀になれば、「世界は一つの方向に進む可能性がある」は夢に過ぎなかった。人種間の憎悪と民族対立、そして弱小民族を民族浄化しようとする軍事国家が増加している。