左派の諸君!ウクライナ侵攻を見てまだ「非武装中立」を主張するか!

ひまわりは、ウクライナの国花。

日本の空想的平和主義者の「非武装中立」と「平和憲法護憲?」は、ウクライナ侵攻で無残にも打ち砕かれた。

日米安保による「集団的自衛権」は、「恒久平和主義」と「基本的人権保障の基盤となる平和的生存権を損なう」を損なう憲法違反であるとの主張であったが、欧州・ミャンマー・シリア・ アフガニスタン・パレスチナ・・・の悲劇を見聞きしても全ての問題を話し合いで解決できると心底思っているのか?

国連安保理常任理事国のロシアによる隣国ウクライナに対する侵略戦争が2か月なった今、安全保障に対する認識と世界秩序は根本的に変わった。
ドイツも安全保障政策を百八十度転換し、国防費を2%以上に増やす方針を示した。
フィンランドやスウェーデンがNATO加盟に動きだした。

日本に接する国を見るとロシア・北朝鮮・韓国・支那・台湾・アメリカという6ヵ国であるが、その隣人が非民主民主義の独裁軍事国家だらけである。人で例えるならカルト狂信者か無法な暴力集団が隣家であるという恐怖である。

北朝鮮とは正式国交もなく弾道ミサイルの発射を繰り返す。ロシアは北方領土を不法占拠し続け、折あらば北海道までをもと貪欲に虎視眈々と狙っている。韓国は竹島を終戦の混乱時に不法占拠し実効支配を続けている。支那は領海侵入の常態化というサラミ戦術で尖閣列島どころか沖縄諸島までを自国領としようとしている。
東アジアに於ける米国の軍事的プレゼンスが後退している現在、台湾沖縄侵攻は非常に現実的な段階に入ってきている。
地政学的に見て世界の中でも最も危険地帯であるという現実を認めるべきである。
尖閣・沖縄諸島に加え北海道までもが近々に潜在的脅威から現実世界のモノとなる「力による現状変更」の予測値が高まっている。
志位委員長までもが10日の演説で「急迫不正の侵略がされた場合、自衛隊を含めあらゆる手段を用いて、国民の命と日本の主権を守る」と宣った。党綱領で自衛隊の解消を掲げている党首さえをもウクライナ侵攻の危機は感じたのであろうが何をか言わんやの気はする。

益々混迷する世界情勢の危機的状況を国際連合では抑止出来ない事は明白となってしまった。
G20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議がアメリカで開かれたが、共同声明も出せない異例の形で終わった。
この世紀も、話し合いによる和平の道を開くことは出来ないのであろう。
この国際情勢の中で我が日本は、不法侵略者に対し撃退体制を強化しなければならない。
「平和」と「国の存在を守る権利」の為、米国がNATO諸国に求めている「2%以上」防衛費増額は、もう四の五の言わず実行すべきである。
自衛隊は幸いにして高度な情報収集・警戒監視能力の水準は高い。宇宙関係技術も高高度であるから、日米同盟を強化し抑止の為に有益な防衛情報を共有し、邪悪なる勢力に対さなければ国は残らない。

大墓公阿弖利爲の末裔